「普通の電卓」と「RPN電卓」の使い方の違い

同じ答えになる計算を、2種類の電卓でどう入力するか見くらべてみてください
RPN電卓には「=」ボタンがありません。かわりに、数字を入力したら ENTERで区切り、最後に演算子(+−×÷)を押します。 数字を先に全部入れてから、あとで計算のしかたを指示するイメージです。 このやり方を逆ポーランド記法(RPN)と呼びます。
① 数字を入力
② ENTERで確定
③ 次の数字→演算子
このENTERは、日本語の「〜と」に似ています。
3ENTER5 は、「35を足す」という日本語の語順そのままなのです。
例① 3 + 5
= 8
普通の電卓
35
(4回)
RPN電卓
3ENTER5
(4回)
→「35を足す」
押す回数はほぼ同じ。「=」がなく、「+」を一番最後に押すのがRPNの特徴です。
例② (2 + 3) × 4
= 20
普通の電卓
(23)×4
(8回)
RPN電卓
2ENTER34×
(6回)
→「23を足して、4を掛ける」
カッコが要りません。先に計算してほしい部分を先に入力するだけで、順番が自然に決まります。
例③ (3 + 4) × (5 − 2)
= 21
普通の電卓
(34)×(52)
(12回)
RPN電卓
3ENTER45ENTER2×
(9回)
→「34を足して、52を引いて、その二つを掛ける」
カッコが増えるほど、RPNのほうが押す回数が少なくなります。閉じカッコを数える必要もありません。

結局、何がうれしいのか?